三浦文丈引退と健康診断

三浦文丈選手が引退だそうで。

この間の試合、ヨメさんとやけに最初から飛ばしている文丈を見て、今年で引退かもね、と話していたらやはりそうでした。試合後もなんか思いがあるような顔してたしね。

（11月23日横浜戦後の三浦文丈選手）


93年のJリーグ発足から横浜マリノスに在籍し、京都、磐田を経て2001年からFC東京所属。01年7月がオレのFC東京初観戦だから、今まで当たり前のようにフミタケは存在してたなあ。東京に来た頃には選手としての峠は越えていたのかもしれないけど、若い東京の精神的支柱として無くてはならなかった選手です。

この季節になるとこういった選手の去就の話題が出てきますね。寂しい季節です。ただFC東京という生命体を支えるためには、入ってくる選手もいれば出て行く選手もいる。そうやって歴史が刻まれて行くんですかね。

歴史と言えばこないだのU−21代表戦のとき隣に座っていたのは老夫婦でした。若い頃はサッカー選手で、隠居してからもちょくちょくサッカー観戦してます、って風情でいい感じのご夫婦でした。年齢から察するに日本サッカーが日の目を見る前からずっとその歴史を体験してきたのでしょう。

サッカーを見始めて感じたのは、（自分はまだ見始めて数年のいわゆる「ニワカ」にもかかわらず）その歴史を一年一年体験する事によってますます楽しくなっていく、ということですね。あの時のあれがあるからこそ、これがあるのか、みたいな。なので、この数年だけでこんなに楽しいんだから、歳とっても見続けたらどんだけ楽しめるんだろうと今からワクワクしますよ。

歳とったといえばこれでFC東京の選手は全員オレより年下になってしまいました。ちなみに月曜会社の健康診断なんですが、今年からある年齢より上になったので「検便」がメニューに追加されまして、前日、前々日の便が必要だという事で、産まれて初めて自分の大便を採取する、という経験をいたしました。狭いトイレで自分の糞をつんつんするという行為はちょっと落ちましたが、オレは則巻アラレか！と思うと少し可笑しかったり、可笑しくなかったり。

とりあえず明日はホーム最終戦で三浦文丈選手の引退挨拶もあるそうです。なんかあちらさんのチームは優勝かかってるそうですが、なんにせよ満員のスタジアムでフットボール観戦ってのはそれだけで面白いものなので、今から楽しみです。まあ明日も糞の採取をしなきゃならないんだけど。